てんかんを改善するには自分にあった薬を選ぶ

てんかんの患者さんの場合、もちろんてんかんの患者さんでなくても、精神系の病気を治すためには、医師との相性がとても大切である、このように言われています。これはなぜかというと、精神病の場合には、医師との会話などがとても大切であり、てんかんの患者さんは、とても繊細で、心優しい人が多く、自分で言いたいことをうまく言えないケースなどがあり、同時に、気配りをし過ぎてしまう、このようなケースがあります。そのため、医師によっては、患者さんが抱えている問題、例えば環境で起こってしまっているてんかんの症状について、聞いてくれない、理解をしてくれない、または患者さんに上手に聞けないケースなどがあることから、てんかんであるということを見抜けず、違う病名を出してしまうケースがあるものです。そのため、自分にあった薬を選ぶことが出来ず、また、突然転倒してしまったり、意識がなくなってしまったり、突然強い不安感などがおそってくる、このようなケースが起こってしまうものです。もし、このような症状が続く場合には、セカンドオピニオンを受け、別の病院や診療所を訪れることで、改善がされるケースがあります。特に、名医と口コミなどでも評判の医師の場合には、患者さんを見てきたケースがとても多く、すぐにその患者さんがてんかんである、と見抜けることもあり、それから、その患者さんに合ったお薬を、じっくりとしっかりと選んでくれます。また、言いづらいこと、悩みなどについても、しっかりと話しを聞いてくれるケースが多く、そのため、置かれている環境などが悪い場合には、診断書などを出して、職場に配置換えの手続きの診断書などを書いてくれたり、良くなる方向に導いてくれます。

てんかんの改善によい食事

てんかんの改善にはケトン食があります。通常は食事内容に制限はありませんが、発作が多発する場合は食事療法を行います。ケトン食とは糖分や炭水化物を減らして脂肪を増やします。よって米やパン、麺類はできるだけ食べずに、肉や医師から処方される専用のミルクが中心です。健康な体では糖分のグルコースを脳のエネルギーに使いますが、ケトン食は脂肪をエネルギー源とすることで発作を予防します。様々な発作で効果が見られ、頻度が半分に減ります。ただしケトン食で改善できるのは小児てんかんです。子供は甘い物を好むので、おやつを食べられない生活に我慢しなければなりません。効果がある場合は数年間実施するので家族の管理が必要です。脂肪の多い食べ物だけではメニューが単調になりやすいですが、ほうれん草やレタス、魚介類など炭水化物が少ない食べ物も含めると料理のバリエーションは広くなります。一方、成人でてんかんに悩んでいる人には修正アトキンス食事療法が一般的です。アメリカで肥満を治療するために考案されましたが、少し修正を加えることでてんかんの治療にも有効です。脂肪が多い食事はケトン食と変わりません。修正アトキンス食事療法では糖分と炭水化物を総量を減らします。ケトン食より厳密に制限されていないので、ケトン食が続かない子供にも導入が検討されています。修正アトキンス食事療法は発作に対してどのように作用するかは分かっていません。専門家の中には栄養バランスが偏っていて不適切だという指摘もあいます。しかしどちらの食事療法も副作用はないので世界中で実践されています。ただし病院が扱っていないことが多いので、自分でやり方を調べるケースが多いです。

てんかんによっては手術もある

手術を検討する必要があるてんかんとはどのような場合でしょうか?てんかんの発作が患者さんの生活にどのくらい支障をきたしているのかはとても大事な要素になります。たとえば発作を頻繁に起こす場合、入浴や外出時の危険性がたかまります。また発作が起きる時間帯が日中である場合や、一人で暮らしている場合などの家庭環境も考慮に入れる必要があります。また薬を大量にのんでようやく発作を抑えているが、それにより眠気がひどく日常生活に支障が出る場合も手術を検討します。また妊娠、出産を希望している女性に対しても手術を検討することがあります。妊娠中のてんかんの薬は胎児の奇形発生率や死産率を2倍から3倍にも高めてしまいます。そのため若い女性で妊娠を希望している場合には手術をすることもあります。またてんかんを起こす部位が脳のある特定の部分であることがはっきりしている場合、てんかんの薬がほとんど効き目がない場合、発作をおこすようになって数年たっても一向に改善がみられない場合には手術にふみきることもあります。また手術にあたっては手術前の検査や手術後の検査に協力してもらうことが必要になるので、協力することができるあるいは同意できるということが必要になります。さらには手術による後遺症がないことが予想できる場合、手術をすることで発作が消失あるいは軽減することで生活の質があがることが期待できる場合も手術を考慮すべき事例になります。特に小さいお子さんで生後間もなくからてんかんの発作が頻発しており、発達を阻害する原因になっているときは早めに手術に踏み切ったほうがよいこともあります。外科手術の向上により、脳の一部に限局しているてんかんは発作の消失がみられるようになり積極的な手術が意味をもつようになっています。